IT業界における年収の実情

IT業界といえば、3Kとも言われその中に「給料が安い」というものもあるかと思えば、ベンチャー企業という言葉から給料は高そう、なんて
いうイメージまで様々あると思います。ベンチャー企業で一発儲けているという人が目立つので給料も高そう、というイメージがつくのかもしれませんね。
では実際はどうなっているのでしょう。
まずは業界全体での数字です。これは2011年の時の数字ですが、474万円となっています。2012年のサラリーマンの平均年収は408万円となっているので、比べれば高いということになるのではないでしょうか。また年代別に見てみると20代は371万円で同年代比が+16万円、30代は491万円で同年代比+25万円、40代が625万円で同年代比+11万円、そして50代が717万円で同年代比-13万円となっています。注目すべきはやはり50代で同年代と比べると低くなっていることでしょうか。元よりIT業界は若い世代が多く、35歳定年説まであるので現場に残っている50代の人は少なそうです。しかし1000万円以上となっている人も50代では2割近くいるので、一概には言えないようです。
また職種別ですがITコンサルタントは663万円、SE、プログラマーは446万円、サーバーエンジニア464万円、社内情報システム521万円、プロジェクトマネジャー660万円、ネットワークエンジニア430万円、テクニカルサポート425万円となります。専門性の高い仕事の方がやはり年収も高くなっています。こうしてみれば同じIT業界と言っても様々なようです。

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